日本でウィッグといえば、髪の毛にお悩みをお持ちの方、もしくはファッションとしてかぶるものとしての認知が広くされていますが、イギリスではちょっと変わった使い方をしているそうです。
それは、「法廷では法曹関係者は、白いかつらをかぶる」ということです。
初めてこれを知ったときは驚きましたが、どうやら17世紀ごろから続いている、大変伝統のあるもののようでした。
ドラマなどで見たことがある方はわかるかと思いますが、バッハのような髪型です。
そしてこの素材はなんと、人工毛ではなく馬の毛で作られているそうです。
現代では馬の毛に替わることができる人工毛もあるのに、あえて馬の毛を使い続けるというところにも伝統を感じます。
少しづつ廃止されてきているそうですが、折角昔から続いているこの文化を、是非ともこれからも残してほしいですね。
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